今日もなんとなく不安定な空模様だったここ「愛する我が故郷・秋田県大曲」。
私は晴れ間を逃さずに昨日に引き続き「薪割り」の作業に励みました。
昨日と今日の二日間の成果はこんな感じです。
我ながら、短時間に良くぞこれだけの「冬の燃料」を蓄えることができたもんだと感心します。
これまで私は、「薪割り」の作業をひとつの「筋力トレーニング」の手段と位置付けていたんですよね。これは私にとっての「人生のバイブル」でもある映画「ROCKY」シリーズの中の「ROCKY Ⅳ」で、ロッキーがロシアで原始的なトレーニングをこなす中で「薪割り」をするワンシーンに洗脳されてしまったからなんです。
んで、今日は合計70個程度の丸太をひとつひとつ魂込めて斧を振り下ろして「薪」を作っていったのですが・・・。
途中、思ったんですよね。
「この斧は、殺傷能力が計り知れない。ある意味、日本刀と同じ。だから、斧を手にしている自分は“サムライ”の心を持たなければいけないんだ。」
と。「武士道」の精神を学ぶ必要性を改めて実感した訳です。そう感じた瞬間、作業しながら聴いていたHDウォークマンのBGMを私は「ラストサムライ」のサントラに切り替えました。
丸太の大きさ、というか「太さ」は千差万別です。とても太いものもあれば、直径10cm程度の細めの丸太もあります。
ひとつひとつ太さの違う丸太を真っ二つに割る作業は単純ですが、どんな太さの丸太に斧を振り下ろすにしても、すべてど真ん中を射抜いて真っ二つに割ることは容易くはないんですよね。
百発百中、丸太のど真ん中を射抜くためには、かなりの集中力、つまりは精神統一が必要になるんです。
「薪割り」という作業が単純な「筋力トレーニング」の手段であるばかりではなく、「精神修行」の手段にもなることに私は気付いた訳ですね。
この「奥深さ」を知り、ますます「薪割り」という原始的な作業に私は魅せられてしまいました。
「出稼ぎ先」に戻るまでの残りわずかの自宅での滞在期間中、私は「薪割り」を通じて徹底的に心身共に鍛えることに決めました。
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