「誤診」徹底究明!

2011年10月 1日 (土)

決着!

私が「あの病院」「サービス向上委員会」宛に文書を渡したのは9月10日のことでした。そしてその後、私の入院中の診療録の開示を求めたのが9月21日

昨日、診療録の準備ができたという連絡を受けた私、今日の午前中に窓口を訪れて入院中の一切のカルテ、検査結果を受け取ってまいりました。応対して下さった医事課長からは、書類一式とは別にもうひとつの封筒を手渡されました。

「院長、総師長、担当看護師本人からの文書が入っておりますのでお収めください」

帰宅後、その文書に目を通してみると・・・。

院長からの「当院入院中の病状経過の見解」と題した文書には、ヘルニア以外に何らかの感染症を疑いつつもそれに至らなかった経緯が専門用語も交えながら丁寧に記されていました。最終的には、「椎間板ヘルニアの存在も確かにあったことをご理解下さい」と結んでおり、暗に「決して誤診ではなかった」という含みが感じられましたが、「私達の診断能力が足りなかった」「我々の至らなかった面を反省し、心からお詫び申し上げます」という誠意が感じられる言葉も記されておりました。

また、看護師長からの謝罪文にも「その看護師」本人からの謝罪文にも、いずれも「どうかお許し下さい」という意味の文言が記されており、私の煮えくり返った腸を鎮めるには十分な内容のものでした。

損害賠償を請求するような経済的損失を受けた訳ではなく、診断が不十分だったことと看護師の態度が悪かったことに関する謝罪の言葉を求めていた私、本日受け取った文書をもって、この件は決着したと理解しております。

「人としての礼儀」という視点から、誠意ある対応をしてくださったことに対して礼状を送ってこの件、終わりにします・・・。

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2011年9月21日 (水)

「申請書」提出!

今日、昼休みにあの病院に出向き、診療録の開示を請求するための申請書を「相談窓口」に提出してまいりました。

申請書の「申請する理由」を記載する欄には、

「テキトーな診断してんじゃねぇよ、このヤブ医者がテメェにいい加減な診断されたことに納得できねぇからカルテもレントゲン写真もMRI写真も血液検査の結果も全部オレに見せてみろよ

という意味のことを紳士的な文章で記入しておきました

応対してくださった医事課の男性職員によると、先日私が手続きの説明を受けに行った後に担当医には私の意向を伝えておいたそうで・・・。

今後は、請求した診療録の準備が完了した段階でまた先方に出向き、おそらく担当医と面談の上、話し合いを持つことになりそうです。

そんな今日、カイシャに来ていた産業医の先生にも私はこの話を伝えたのですが、先生は

「ソコマデヤッチャウンデスカ・・・」

ってな表情で笑いながらも

「是非納得いくまで話し合うべきです」

と私の背中を押してくれました。

カイシャの産業医にもそんなお言葉をいただいた私、勇気百倍です。

ついでにその先生、私の体を見て

「あ首から肩にかけての筋肉がだいぶ盛り上がってきましたね

と、いかにも私が喜びそうなお言葉もくださいました。

これまた勇気百倍でした

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2011年9月11日 (日)

JustAnswer

インターネット環境が発達した現代社会は大変便利なもので、私が味わったような「医療過誤」の問題についてもネットの中で質問できて、そして専門家が回答してくれるというサービスがあります。

実は先週、私は「JustAnswer」という法律相談サービスサイトから、今回の「誤診」に対する対応方法を求める質問を投稿しておりました。

そして今日、私の質問に対して米国で医師として活躍されている日本人女性からのコメントが投稿されておりました。

「(中略)3月に起こった発熱と激しい腰痛の関連ははっきり言って見過ごされた可能性が高いです。
米国では腰椎椎間板ヘルニアで、一月以上も入院させることをしません。
腰椎椎間板ヘルニアで、安静にされても激しい痛みが継続するならば他の鑑別を考えるべきだったのでは?とも思いますね。
米国ではほとんどすべての腰椎のケースは外来で取り扱いますが、発熱があった場合は別です。
最初に入院されたときのMRIは、ヘルニア以外の異常は説明がなかったのでしょうか。

私の推薦としてはあなたの考えられているように、カルテやMRI写真の提示を求められ、納得のいくまで話し合われた方がいいと思います。
これは、あなたの法律で定められた権利だと思います。

最初の病院のためにも今後のためのリスクマネージメントの一環になりすばらしい教育になると信じます。」

医療訴訟が日常茶飯事で、医師のリスクマネジメントもしっかりと確立されている米国で医師をしている方からのご意見、大変参考になります。

安静にしていても痛みが継続していた私に、他の疾病の可能性も視野に入れた検査は実施されたのですが、そこで何も見つけることができなかったのは、その医師の能力の問題だったのかも知れません・・・。

まずは診療録の開示請求、ギシギシやります

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2011年9月10日 (土)

「診療録」の請求

本当は「化膿性脊椎炎」だった私の病を、安易に「腰椎椎間板ヘルニア」と診断していた病院に、退院後2度目の訪問を本日決行しました。

この病院の「患者の権利」「患者さんは、自らの診療録などの開示を求めることができます」と定められていることに基づき、私の入院期間中の「診療録の開示」を求めることが今日の私の訪問目的でした。

「相談窓口」の女性から、診療録を何に使うのか聞かれた私、

「この病院では腰椎椎間板ヘルニアと診断されて入院していましたが、他の病院で違う病気だったことが判って更に入院しました。経済的な損失は何もないのですが、この病院の診断に納得できないので診療録を全て見せて欲しいのです」

と正々堂々伝えました。

2011091021000000 しばらくして現れた事務長らしき男性の方から、診療録の開示申請の手続きの説明を受けた私、極めて冷静に、そして紳士的な態度でその説明を聞き、最後に「例のモノ」をバッグから取り出しました。

「それから、これは私が入院中に感じたことを書かせていただいたものです。」

と、「サービス向上委員会御中」と書かれた封筒を私から受け取ったその男性は、

「お預かりして委員会に渡しておきます。私も以前はこの委員会のメンバーでした。」

と、手慣れた様子も伺える感じでした。

私が入院中に感じた、特定の看護師の不愉快な態度についての「サービス向上委員会」の見解と対応を書面で回答を求める内容の文書が病院内もしくは委員会内でどう取り扱われるのか・・・。

もし一般企業があのような内容の文書を顧客から送りつけられたら、上層部は「苦情対応」に追われるはずです。私、「一消費者」としての立場から、今回は執拗に食い下がるつもりで、「次の手」も既に考えています・・・。

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2011年9月 7日 (水)

熱が冷めないうちに・・・

私が3月半ばからの約1ヵ月半入院していたトマコマイ市内の某総合病院に乗り込んだのは先月20日のことでした。

その後、「診断ミスに対する怒り「態度の悪い看護師に対する怒りを具体的な行動に表すことを決意した私、まずはその病院「サービス向上委員会」という組織に対する文書をすぐに準備しました

ところが、不思議なことに自らの「思いのたけ」を書面にぶつけたら、それで変に気持ちが落ち着いてしまっている自分がいることに気が付きました

これは「自己満足」というヤツかも知れません。「自己満足」のためにあのような文書を熱を入れて書いた訳ではないのです。

という訳で、せっかく書いた文書を熱が冷めないうちにさっさとあの病院「サービス向上委員会」に提出します。

それも、できれば郵送でもなく、「ご意見箱」への投函でもなく、正々堂々と病院の窓口で「サービス向上委員会」の然るべき立場の方を呼び出して趣旨説明の上で手渡ししたいところです。

世間一般の企業で言うところの「お客様からの苦情」を受けた医療機関はどんな対応をするのか、見ものです・・・。

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2011年8月22日 (月)

まずは文書で!

3月半ばからの1か月半、この病院に入院していた際に、

「あの看護師に対する不満、苦情をたっぷり書いて『ご意見箱』に投函しよう」

と何度思ったことか。

しかしながら、入院中は何故かそのような思いを「無駄なエネルギー」と位置づけてしまっていた私、やはり未だに「腹の虫」は収まりません。

そこで、私の症状を「腰椎椎間板ヘルニア」と「誤診」したことに関する主治医の意見を求める前に、その病院の「サービス向上委員会」に対して一通の文書を提出することにしました。

内容は「上から目線で患者に接する、ある特定の看護師に対する苦情、そしてそのような看護師がいることに対して「サービス向上委員会」がどう考えているのか、どのような対応策をとるのか書面による回答を求めるものです。

「誤診」した主治医には、この手の書状に関する周辺事情をもう少し自分なりに調査、研究した上で文書を作成する予定です。

まるで試合の1週間前のような気持ちの高ぶりを覚えている今、毎日の「楽しみ」がひとつ増えたような感覚です・・・。

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2011年8月20日 (土)

殴り込み!?

東日本大震災直後、忘れもしない今年3月14日、救急車で搬送された私に「腰椎椎間板ヘルニア」という診断を下したトマコマイ市内の某総合病院

結果的に判明したこの病院「診断ミス」この病院に私が入院中に特定の看護師から味わった屈辱感に対する「怒りをこのまま収めて黙っているほど、私もまだまだ人間ができていません・・・

そこで、先程遂にこの病院に出向いてきました。

流してしまえばそれまでの話。そんなことは解っているけど、入院中に味わった不快な気分を清算しなければ私も前に進めないのです。

今日は、この病院の中で唯一私が信頼していたリハビリの先生と会って、私の想いや今後の対応について相談してきました。

何も利益も求めようとしない、単なる「プライドの問題」「感情的な問題」とかそういうレベルの話ですが、自分が納得できるまで「ひと暴れ」するつもりです。

もちろん、「暴れる」のは書面上で・・・

さて、今日はこれから札幌でこの団体の興行に顔出してきます

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