書籍・雑誌

2014年12月21日 (日)

自分の価値観そのものずばりの件

先週末、「愛する我が故郷・秋田県大曲」にある「太陽系最高の快適空間で贅沢なスローライフを過ごして心が満たされて「出稼ぎ先」に戻るために通過した秋田空港の売店で私が購入した一冊の書籍。

医者に聞きたくても聞けないがんの質問41

私はこの本を秋田→羽田→甲府の移動時間で一気読みしました。

一年前に抗がん剤治療を経験した自分自身の知識や経験値が更に深まる本なんですね

この本の中には、私が心底共感できるような内容が満載なんですけど、「質問38 なぜ自分だけが、がんになってしまったんでしょう?」の項に自信と勇気が湧きましたねぇ・・・。

この項に記されていた、私の心を直撃した言葉の数々を忘れないようにここに書き留めつつ、この記事を読んでくださっている方々に紹介しようかと。

「たくさんのがん患者さんを診てきて思うことは、患者さんの心のもち方で生存率に大きな差があるということです」

「生存率が高いのは、精神力を奮い立たせてがんと積極的に闘う人

生きることを諦めないことに集中すること」

「病気が悪くなるか、よくなるかは、その人の考え方や態度次第です」

「決して病気を敵対視しないことです。病気を通して生きていることに感謝することができるようになれば、儲けものだと考えればいい。たとえ病気が治らなくても、病気を受け入れて、仲よくつき合っていけばいいのです」

どうでしょうか。ぜ~んぶ、私が病気と向き合いながら見出した考え方とイコールなんですね。特に、最後の一節は今の私のスタンスそのものですから。

生きてく自信と勇気。振り切ってます

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2014年12月15日 (月)

総選挙を理由にした件②

昨日の記事のタイトルが「①」でした。そのため、直接的な関係性が乏しいのですが、週末の出来事を綴る今回の記事のタイトルは「②」にしてみた訳です。

さて、先週土曜日の朝、私は羽田空港目指して電車を乗り継いだのですが、土曜日の朝の定番は何故か「日本経済新聞」なんです。そこでいきなり目に入ったのが書籍の広告です。

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「続 いい家は無垢の木と漆喰で建てる」だそうです。「無垢の木と漆喰」って、私が「太陽系最高の快適空間と表現する建物そのものじゃないですか。この本、ヒジョーに興味がありますね・・・。

それからこの広告の隣は・・・

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「今からできるがんに克つ体の鍛え方」ときました。ここ数か月の私の「研究テーマ」そのものじゃないですか。これもまたヒジョーに興味深い訳です。

今年、「新日本プロレス100年に一人の逸材」から届いた年賀状には、

「筋肉で治しましょう

と力強いメッセージが記されていたのですが、最近の自分なりの研究によると、そのメッセージもまんざら「根拠レス」なものでもないようなんです。そんな局面で、こんなタイトルの書籍です。これは気にならない訳がない。

ところで・・・。

昨年購入しておいてまだじっくり読んでいなかった「生きる力 心でがんに克つ」(なかにし礼著)という書籍があります。

私の父親と同じ「食道がん」という病に打ち克った著者の闘病記を綴ったこの本の「第四章 生還」にあった一節が私の心に深く響きました。忘れないようにここに書き留めておこうと思います。

「今回のがんは終わったけれども、がんはまたいつ始まるかわからない。しかしだ。以前の私と決定的に違うのは、「がんに打ち克った」という結果を残したということだ。またがんになる可能性はある。しかし、いざそうなったときの備えが、今の私にはある。これだけのことを体験して、あらゆる場面を想定できるようになった。知識の量は知れているが、対応能力、運動神経というか反射神経は、ものすごく磨かれた。意識と意志を集中する能力もきっと高まっているだろう。

「今現在のがん患者、今後がんになり得る可能性のある人、そういう人たちが意識すべきところは、人というのは、自分が患者になった途端に、自己の判断力や決断というものを放棄しがちなものだが、自分が自分であることを決してやめてはいけない。もし自分でなくなったら、生きながらえたって意味がないではないか。自分、自分、かぎりなく自分中心であれ。」

これらの文章は、昨年以来私が自分自身の心に自分で刻んだこと、「経験値」として自分なりに「糧」となったこととほぼ重なるんですよね。

やはりこの本も私にとっては確実に生きてくチカラになったのです。

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2013年12月28日 (土)

脚を鍛えるには根拠がある件

今日から年末年始休暇9連休に突入しました

Dsc09998という訳で、「出稼ぎ先」のコーフを朝10時に出発、東京から12時半出発の秋田新幹線に乗り継いで来た私、コーフのコンビニでこんな本が目に入ったので思わず購入しました。

この手の本に書かれている筋トレや食生活を中心とした生活習慣の話は、私が既に知識として得ていることが殆どなのですが、「知識の整理」には有効ですね。

「愛する我が故郷・秋田県大曲」で過ごす年末年始休暇、「下半身を鍛える」ための最高のトレーニングである「除雪作業」が待ってます・・・

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2013年9月 5日 (木)

「入院バブル」もトマラナイ!

昼食と夕食の間に「食事」(=not 間食として玄米と「新宿さぼてん」の「とんかつ」をガッツリいただいたにも関わらず、夕食も完食しました。

「ガッツリ食うのも治療の一環」

なのです。

先日購入した書籍「できる人の仕事のしかた The Rules of WORK」 を一通り読み終えました。

確かに参考になる「ルール」もありましたね、ええ。

でも、8割方の内容は私の生き方とは対極にあるようなことばかりで・・・。

例えば、「評価されることを目的としない」と説いていた枡野俊明先生の「禅」の教えとは表面的には反対の「ルール」、いっぱい書いていましたが、勉強になりましたわ。

この本を読み終えてから、もう一度「心を整えようと思った私、病院の1階にあるコンビニエンスストアの本売り場に直行

そこでほぼ衝動的に手に取った本を迷わず購入しました。

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本や雑誌で3,000円弱の買い物。日常生活ではあんまり「やらない」ことですね

これも「入院バブル」ですかね・・・。

「脱毛」もトマラナイですけど、「入院バブル」もトマラナイのです

でも私は、勝ちますよ

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2013年9月 1日 (日)

そう言えば・・・

この入院生活においては、周りも自分自身も私のことを「格闘家」というキャラ設定しかしていないような感覚が強いのですが、そう言えば私は「カイシャイン」だったんですよね・・・

病院内のコンビニエンスストアで食料を補充するついでに、ついつい雑誌や書籍が並ぶ一角に立ち止まることが多いのですが、そこで「ビジネスマンの自己啓発本」的な品物に柄にもなく目が留まったりする訳です。

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んで、こんな本を思わず購入したんです。

私は、カイシャに復帰した後に今さら「できる人」という評価を受けたいなんて気持ちはま~ったくありません。この入院を境に、そんな「ブレ方」したらオカシイでしょ

ただ、世界標準的に「できる人」という価値観はどう位置付けられていて、そんな中で自分がどう立ち振る舞うべきかを考えるのも「入院バカンス」の有効な時間の使い方かと

それに、日本語のタイトル見ると「ケッと思ってしまいますが、「The Rules of WORK」という原題こそが真理なのかと引き付けられますね。

なんてことを考えながら、先程昼食後にテレビのスイッチ入れたら今話題のドラマ「半沢直樹」第6話が放映されていました

(注)秋田県ではTBS系の民放がないため、TBS系の人気ドラマがかなり意表をついた時間帯に放映されるのです

真面目にじっくりとこのドラマを見たのは今回が初めてでした。話題になる理由、解る気がします。「カイシャインとしては落第生」の私が見ても相当面白い

私が勤めているカイシャ、銀行ではありませんが、ドラマに出てくるようなシーンと「似たようなニュアンス」の状況を私のこれまでのカイシャ生活でも見た記憶、体験した記憶があるようなないような・・・

世の中には、あのドラマを見て自分自身を「半沢直樹」という「ヒーロー」とオーバーラップさせて日曜日の夜にボルテージ上げて、月曜日からの一週間に立ち向かう「野心あるビジネスマン」が結構いるのかも知れませんね

「ヒーロー」と自分をオーバーラップさせるとしたら、やはり今の自分にとっては癌を克服してリングに復帰した「鉄人」「絶対王者」と呼ばれた男しかいませんね・・・。

という訳で、小橋建太の復帰戦の入場シーンを見たくなったので、部屋に戻ります。

絶対に勝ちますよ

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2013年1月 8日 (火)

日本人の心

先日、羽田空港の書店で手にした一冊の本。

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人間としての「厚み」を増していくためにも、「武士道」の精神を学ぶことは意義あると思います。

まずは、この解説書を読んで学び、いつかは原書を…。

残りの人生、「武士道」の精神をしっかりと理解することに注力してみようかと。

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2012年5月19日 (土)

DVDマガジン『蘇る16文キック』

最近、見たい試合が収録されている時にたまに購入しているDVDマガジン『燃えろ!新日本プロレス』

少し前に買いそびれていた「アントニオ猪木対ビル・ロビンソン」が収録されているVol.15を購入しようと書店へ行ってみると・・・。

こんなDVDマガジンを発見

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その名もズバリ「ジャイアント馬場・蘇る16文キック」です。

幼少の頃、今は亡き祖父と共にテレビの前でジャイアント馬場のプロレスを見て育った私は、「猪木対ロビンソン」よりも「蘇る16文キック」を迷わず手に取りました。

帰宅後、収録されているフリッツ・フォン・エリックとのテキサスデスマッチを鑑賞。入場テーマ曲もない中をリングに向かう古き良き時代のプロレス会場の風景がとても新鮮に思えました。

毎月第2金曜日に発売される「蘇る16文キック」は全5巻だそうで・・・。毎回買っちゃうんでしょうね

全5巻の刊行リストはここにありますね。

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2011年11月22日 (火)

「サンクチュアリ」

先月、コンビニで何気なく購入した、とある文庫本にこんなことが書いてありました。

「サンクチュアリ」は、聖なる場所という意味です。自分が自分に戻れるところといってもいいでしょう。あなたには、これが自分のサンクチュアリだと呼べる場所はありますか?

一人になれるなら特別な場所でなくてもいいそうです。コーヒーショップでも公園でも図書館でも・・・。「一人になれる場所をもつというのは、本来の自分を取り戻すのに有効な方法」なのだそうです。

今の私のように「単身赴任生活」は、生活空間そのものがここでいう「サンクチュアリ」であることに私は気づいてしまいました。

単身赴任生活は、孤独ではありますがこれを「サンクチュアリ」だと認識すると、これはこの上ない「贅沢」なのです。

『40代にしておきたい17のこと』(本田健著・大和書房)には、他にも「気持ちが前向きになれること」がたくさん書いてあります・・・。

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2011年5月12日 (木)

新・入院生活あれこれ⑨(入院中のひまつぶし)

新・入院生活あれこれ⑨(入院中のひまつぶし)

本当に「ヒマ」な入院生活。ある意味、これも「時間との戦い」です。
 
したがって、「ひまつぶし」の材料が必要になります。(以前、名古屋に遊びに行った時に、あちこちに「ひまつぶし」の文字を発見して「?」と思って良く見たら「ひつまぶし」でした・・・)
 
今回の入院の「ひまつぶし」の材料は、珍しく「本」です。お堅い内容のものからコミックまで様々な「本」に目を通しています。例えば・・・、
 
・『なぜ、国際教養大学で人材は育つか』(祥伝社・中嶋嶺雄著)
我が故郷・秋田県の山林に7年前に開学された「国際教養大学」。大学教育の本質を貫き、世界で通用する人材を育てる大学。もし、私が高校生の頃にこの大学があったなら、志望したかも(入学できたかどうか、また入学できても卒業できたかどうかは別として(^^;)。
 
・『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版・坂本光司著)
昨年、新聞で目にして購入したまま読まずにいた本。退院後に社会復帰した時に、役に立ちそうなヒントがあったような・・・。
 
・『ただの歌詞じゃねぇか、こんなもん』(新潮社・桑田佳祐著)
私が数学や物理の授業で「人生初の挫折」を味わった昭和59年、高校1年の頃に購入した本。本に着いた汚れや染みが懐かしく「青春の匂い」がします。
思い起こせば、私が桑田佳祐の曲を聴くようになったのは、現在秋田県内のとある建設会社の社長を務めている小学校時代からの親友の影響でした。懐かしさついでに久々にその友人にメールしたところ、最近のカラオケの十八番は『アブダ・カダブラ』とのこと。渋すぎる(^^)
 
・『ONEPIECE』(集英社・尾田栄一郎)
「単身赴任で入院」という不自由な生活を送る私を献身的にサポートしてくれている「カイシャの部下(21歳・女子)」の薦めで慣れないコミック、読んでます。
 
お堅い内容の本であれ、コミックであれ、ボーッとテレビ見ているよりは「活字」に目を触れさせて「考える」ってこと、入院生活では必要かと・・・。
 
さて、「ONEPIECE」の続きでも読みますか(^^)

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2009年12月 9日 (水)

読み聞かせ

先日の日曜日以来、毎晩とても若い女性と2人っきりで朝を迎える生活が続いています。

Dsc07102 彼女は私より先に床に就くのですが、寝付くまでしばらく絵本の読み聞かせを私に要求します

今日の読み聞かせの絵本は「The Gift of Nothing」でした。

「モノ」が溢れ返り、何の不自由もない現代社会で「ココロ」を伝えることの大切さや素晴らしさを考えさせられる、とっても深いお話です。

愛娘・Annaはこの感性を理解しているんだろうか・・・

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