心と体

2016年1月29日 (金)

まさかの「自宅謹慎処分」5日目の件

今週末もまた大寒波がやって来るとか、関東甲信越地方は大雪になるとか、嫌なニュースが報道されておりますが、私自身は今週月曜日に罹患していることが判明した「A型インフルエンザ」による「自宅謹慎」が今日でまさかの5日目に突入しました。

瞬間的には39.8℃にまで上昇してしまった体温は、火曜日は37℃を境に行ったり来たりしていたのですが、水曜日にはほぼ完全に平熱で推移しておりました。
熱を下げる薬が処方されたにも関わらず、完全に熱が下がり切るまで丸2日間を要してしまったんですね。
インフルエンザで出勤停止になった場合の復帰の目安は、「熱が下がり切った日から中2日置く」とも言われているそうで・・・。もしくは診断確定から1週間後とも・・・。いずれにしても、私の場合は結局は週明け月曜日からの復帰が一般的な判断になるのでしょうね。

この「自宅謹慎中」には、私は最近のトレンドに従ってできるだけ食事を控えております。結果として、体重はだいぶ調整できているのですが、「単身赴任でインフルエンザになったら食料の買い出しも困るのではと心配してくれた「パン職人」が少々の食料品を段ボールで送ってくれました。フルーツやエナジー系ゼリー、缶詰等がきっちり詰められたその小さめの段ボール箱には、何故かこれも・・・。
 
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これ、私が大学生の頃に時々実家から送られてきていた食料品の「差し入れ」の中に、母親がかなりの頻度で入れてくれていたスナック菓子なんです。
高校生の頃までは、自分がこれを食べた記憶なんてまったくなく、「大好物だから入れてくれた」というものではなかったのですが、いつしかこれが「大好物のひとつ」になっておりました。
以前、何気なく私は「パン職人」にそんな話をしたことを憶えていたのでしょう。「笑うところ」という観点から今回の荷物に入れたのでしょうね。そうとしか思えません
 
因みに、この「自宅謹慎中」に私が漁った健康関係の情報の中に、
日本のスーパーの店頭に並ぶ「死んだ油」 トランス脂肪酸の恐ろしさとは?

という記事がありましたが、この記事の中には『「スナック菓子には植物油脂という表記で記載されている「死んだ油」が使われている』という趣旨のコメントがありました。この「おさつどきっ」の「原材料名」を一応改めてみたのですが・・・
ガッツリと、そして堂々と記載されております、「植物油脂」
まぁ、「摂り過ぎ」が良くないんですよ「摂り過ぎ」が・・・。
家族の「気遣い」「愛情」が「死んだ油」による弊害を打ち消してくれる。そう解釈することがここでは正しいのです

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2016年1月27日 (水)

「自宅謹慎処分」3日目の件

インフルエンザによる「自宅謹慎処分」は3日目を迎えました。

昨日は体温が37度を下回ったり、また上回ったりとやや不安定でしたが、今日は遂に朝から晩まで通して体温は36度台で推移して、「平熱」を取り戻しました

ただ、鼻水がやたらと出ているし、いかにも痰がからんでいそうな咳が出ているので、まだウィルスは駆除されていないと思われます。今の状態で「社会復帰」すると、私は見事に「病原菌」になってしまうのでしょう

一説には、インフルエンザに罹患した場合の出勤目安は、「熱が下がってから中二日間」とも言われています。今回ばかりは、カイシャで他人にこれ以上迷惑をかける訳にはいかないので、「オレは普通の人とは違うんだという変な思い込みを捨てるつもりなのです・・・。
んで、ろくに外出することもできず、カイシャのことを変に心配してみたりするあまり、妙に気持ちが落ち着かないのです。カイシャに行けないことをストレスに感じるという、考えられない現象に襲われているのです。

そうして悶々としても仕方ないので、Facebookで様々な情報に触れていると・・・

日本のスーパーの店頭に並ぶ「死んだ油」 トランス脂肪酸の恐ろしさとは? 
⇒スナック菓子には手を出さない、マーガリンを口にしない、改めて「良質の油脂」だけを選んで摂ることの重要性を認識した記事でした。

がん退職、防止へ指針 医師と企業連携・短時間勤務促す 厚労省、来月にも策定
⇒自分の場合、病気を理由に仕事を辞めることはないと信じますけど、ある意味「他人事」ではないお話です。

「からだに悪いコーヒー」が「飲むべきくすり」に! 
⇒最近、「コーヒーの健康への影響」が見直されているようです。
⇒この考え方は最近の「主流」ですよね。

ニンニクエキスでかぜ予防
⇒風邪ひいてからでは「手遅れ」でしょうが、今夜は青森産のにんにくを使ったペペロンチーノをいただきました。

みそちゃんこ鍋はインフル予防の最強料理だ
⇒アミノ酸の体内バランスを整えて免疫力が上がるそうです。これも、インフルに罹ってからでは「手遅れ」かも知れませんが・・・。

他にもまだありますが私、この手の健康関連の情報に食い付いておりました。

中でも、最近よく目にする「コーヒーは体に良い」という説、これはちょっと耳よりですね。さらに情報集めようかと・・・。

さて、明日の朝は今よりも体調が回復することを祈りつつ、ベッドに潜り込みますか
 

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2014年6月22日 (日)

あれから一年経った件②

生まれて初めて自分で梅酒を漬けた日から一年経ったと同時に、私の体に異変が見つかってからも一年が経ちました。

一年前の人間ドックで自分の体の異常を指摘されて、自分がどんなことを考えていたのかなと、ここに書き綴ったことを振り返ってみると・・・。

「癌に勝った男」の息子  こんな時だからこそ!  「もう一度リングに立つ理由」

とにかく、当時から今この瞬間まで私の病に対する気持ちや考え方、病に向き合う姿勢は全くぶれることなく一貫しているんですね。

これは、一年経っても二年経っても、この病との付き合いが終わるまできっとぶれることはないんだろうなと思う訳です。

最近、私の体験を人様の前で語る機会が幾度となくありましたが、自分自身の体験を人前で語ることそのものが自分のチカラ、エネルギーになることが判りましたし、何よりも自分の言葉で伝える実体験は、重みや説得力が違うと思うんですよね。「病気になった人間にしか解らない感情の動き」ってあるんですよ、当然

だから、私はいつどんなオファーがあっても十分に語ることができるように、癌に関する知識をもっと深めて、もっと話の引き出しを多く持つ努力をしていくつもりです・・・。

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2013年7月22日 (月)

潰れそうな心、折れない心。

暑い毎日です。私の「出稼ぎ先」のシャタクにはエアコンを設置していませんが、たいして不自由を感じることもありません

もともと「クーラー」による冷えをあんまり好まない私なので、夜にシャタクの開けた窓から入ってくるナチュラルな涼しげな空気が好きなのです。

それはともかく、私は今回の「体の異変」(=リンパ腫の疑い)が発覚して以来、家族や友人に心配かけてしまっています

70歳過ぎた母親は「心が潰れそうなほど心配している」と数日前にメールに記しておりました。

こうして周りの人を「心が潰れそうなほど」心配させてしまっている私の心が折れてしまってはいけません。

これと言った自覚症状は全くない状態なので、ガンガン筋トレもこなしている私、見た目は「こいつのどこに病気が隠れているんだ」と思えるほどで、むしろ筋肉もどんどん発達しているようにも見えます。

「史上最強のリンパ腫患者」を目指しますか

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2013年7月14日 (日)

退院しました!

11日木曜日からの3泊4日の入院生活を終えて本日午前中、私は退院しました。

さすがに「一昨日」に多少なりともお腹の一部を切っているので、傷口付近や少々いじった腫瘍の辺りに違和感は残っておりますが、26日に主治医から検査結果の説明を受けるまではいつも通りの日常生活を送ることになります。

今回の3泊4日の入院生活では、ここで書きたくなるような様々な面白めの「ネタ」はアレコレあったのですが、なんと言っても最大のトピックはあの「手術室の妖精のことですね。

「手術」と聞くと、何らかの恐怖感を覚えるのが自然かも知れませんが、全身麻酔による手術では「眠っている間にすべてが終了する」という説明を受けていたので、私は少しも手術に対する「怖さ」を感じなかったですね。

「怖さ」どころか、全身麻酔によって自分が眠りに落ちてしまう状態を楽しみにしていたくらいなんです・・・。

思えば、「手術室担当の看護師」という、まるでタレントのような可愛らしい看護師が手術前に病室を訪れて少しでも私の不安を取り除こうと雑談の相手をして、

「手術中はずっと私がそばにいますからね

などと男性諸君なら「一発で落ちてしまいそうな言葉をかけてくださったのも「全身麻酔」の一部だったのでしょうかね・・・。というか、「全身麻酔」よりも効き目のある「魔法」をかけられたようなものだったのでしょうね。

手術室に入ってもその「タレントのような看護師」は、

「約束通り私がずっとそばにいますからね

と笑顔でささやき、そして手術が終わった時にも薬で目を覚ました私に

「終わりましたよ

と笑顔でささやいてくれました。

あの「手術室担当の看護師」はいったい何者だったのでしょうか。

手術を受ける患者しかお目にかかることのできない「幻の看護師」なのでしょうか・・・。

あのような「サービス」にも私は最近の「医療の進化」を実感したのでした。

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2013年7月13日 (土)

明日退院します。

昨日の術後の経過は極めて良好のようで、主治医から退院許可をいただきました。

明日の午前中に退院して、連休明けには普通にカイシャに出社します。

ただ、今後の治療方針は26日にはっきりします。

今回の闘病はまだスタートラインに立ったばかり。

とにかく前向きな気持ちを忘れずに、「生き様」を描いて行きます。

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2013年7月12日 (金)

手術終了!

先程無事に手術が終わりました。
今日の結果を見て本当の治療が始まります。
手術室にいる看護師さんがキュートで面白かったので、テンション上がったなぁ~

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2013年7月11日 (木)

入院しました!

予定通り、私はシャタクから500メートル程離れた病院に入院しました。

推定37度はあろうかという酷暑の中、私は入院用具を詰め込んだスポーツバッグを肩から提げてピチピチのタンクトップに身を包んで入院先の病院まで歩きました。

途中すれ違った、下校中の小学生の男の子に
「うわぁっ、すげぇムキムキ!カッコいい!」
と声をかけられた私、笑顔で
「ありがとう!」
と応えたところ、その小学生は
「ボクもそんなふうになりたいです!」
とまたまた私が「前向き」な気持ちになれるような言葉を返してくれました。

病室(今回は個室!!)では、いろいろ説明に来てくれた男性看護師のお兄さん、私の体を見て、
「何かスポーツやってらっしゃるんですか?」
と私が喜びそうな質問を浴びせてくれました。

「そんなふうに見えますか!?」
と、とぼけてみた私にその看護師は
「そんなふうにしか見えません!!」
と、ベリーナイスな返答♪

こうして私の病院での「ショートステイ」は「前向きに」スタートしたのでした♪

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2013年7月 4日 (木)

「生きること」に対する貪欲さ

数日前の予告通り「重大な報告」をします。

私が昔憧れた「ファンタジーの世界」には、いわゆる「三大疾病」のひとつに数えられる「癌」を克服してリングに立った選手がいる訳です。2ヶ月前に現役を引退した小橋建太選手も、区議会議員との「二足の草鞋」を履いた西村修選手も、「藤原組長」こと藤原喜明選手も、それぞれ昔は「不治の病」と言われた悪性新生物を腎臓や肺や胃に持ちながらもそれを乗り越えてリング上で生きました。

2週間前に私が人間ドックで「お腹に固いものがある」と指摘されてから大きな病院で精密検査を受けたところ、「リンパ腫の疑い」があることが判りました。

私が加入している医療保険の約款上、いわゆる「三大疾病」の中には「リンパ腫」も含まれています。「癌ではないけど癌と同じ範疇の病気」ということでしょうか…。

今後は薬による治療が主体になるそうですが、どの程度の「リンパ腫」であるのかを特定するために私は来週金曜日に簡単な手術を受けることになりました。

何の自覚症状もなく、どこも痛くも痒くもない私は、いつも通りガンガンに筋トレもしています。日頃、仕事柄「○人に1人は××癌になります」などというデータを目にする機会が多い私ではありますが、まさか自分が「○人に1人」になるとは思ってもいませんでした。

自分の勝手な予想では、早期に発見されたことで、例えば数年以内に命に別状がある状態とは思えませんが、こうなってくると人間って強いもんですよ。

とことん前向きに生きようと思うし、「生きること」そのものに対してかなり貪欲になってくるんですね。

このような病に晒されたのも偶然だし、こんなに簡単にこのような病に罹るとなると、今まで健康でいられたことも偶然なんですよね。

まとまりに欠ける文章にはなりましたが、今日は私にとっては新しい「目標」ができた訳ですよ。「リンパ腫を克服して再びリングに立つ」という「目標」ができたんです。

2年前に自力でベッド上に起き上がることもできず、自力で歩行もできないような苦しみを味わったことを思うと、今は少なくとも体は少しも痛くもないのです。リンパ腫ごとき、必ず克服して私はまたリングに立つことはできますよ。

何故ならば、それが「オレという生き方」ですからね…。

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2013年6月26日 (水)

「もう一度リングに立つ理由」

あれこれ考えても仕方がないので、極めて普通の生活を送っています。

今日も午後8時にはカイシャをとっとと後にして、シャタクに戻って筋トレでした。

今夜は、多少重い負荷を用いてカール系のトレーニングをこなして腕を徹底して追い込みました。

先週土曜日の人間ドックで見つかったある種の「異常」は、私にとっては

「もう一度試合のリングを目指す理由」

になったものと解釈しております。

いつになるか判らない「FIGHTING AID 3」にはうってつけの「ストーリー」は始まったばっかりなんですよ…。

「神様が私に与えた試練」を自分なりに「楽しみ」に変換して前向きに生きないと、潰れてしまいますからね~。

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