11日木曜日からの3泊4日の入院生活を終えて本日午前中、私は退院しました。
さすがに「一昨日」に多少なりともお腹の一部を切っているので、傷口付近や少々いじった腫瘍の辺りに違和感は残っておりますが、26日に主治医から検査結果の説明を受けるまではいつも通りの日常生活を送ることになります。
今回の3泊4日の入院生活では、ここで書きたくなるような様々な面白めの「ネタ」はアレコレあったのですが、なんと言っても最大のトピックはあの「手術室の妖精
」のことですね。
「手術」と聞くと、何らかの恐怖感を覚えるのが自然かも知れませんが、全身麻酔による手術では「眠っている間にすべてが終了する」という説明を受けていたので、私は少しも手術に対する「怖さ」を感じなかったですね。
「怖さ」どころか、全身麻酔によって自分が眠りに落ちてしまう状態を楽しみにしていたくらいなんです・・・。
思えば、「手術室担当の看護師」という、まるでタレントのような可愛らしい看護師が手術前に病室を訪れて少しでも私の不安を取り除こうと雑談の相手をして、
「手術中はずっと私がそばにいますからね
」
などと男性諸君なら「一発で落ちてしまいそうな言葉
」をかけてくださったのも「全身麻酔」の一部だったのでしょうかね・・・。というか、「全身麻酔」よりも効き目のある「魔法」をかけられたようなものだったのでしょうね。
手術室に入ってもその「タレントのような看護師」は、
「約束通り私がずっとそばにいますからね
」
と笑顔でささやき、そして手術が終わった時にも薬で目を覚ました私に
「終わりましたよ
」
と笑顔でささやいてくれました。
あの「手術室担当の看護師」はいったい何者だったのでしょうか。
手術を受ける患者しかお目にかかることのできない「幻の看護師」なのでしょうか・・・。
あのような「サービス」にも私は最近の「医療の進化」を実感したのでした。
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