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2015年9月14日 (月)

週末の小旅行の件②

僅か2年間しか在住していなかったコーフではありますが、私の「お馴染みの場所」は何ヵ所かあったんですよね。

山梨市からコーフに向かって愛車を走らせていると、見慣れた景色が次から次へと視界に飛び込んで来ましたが、何と表現したらいいんでしょうか・・・。感慨深かったですよ。

「ちょっと遅い昼ご飯でも」と思った頃には時刻は午後3時を回っておりました。そこで私が「ちょっと遅い昼ご飯」の場所に選んだのはこちらでした。
150911_cafe
そうです。コーフで過ごす週末には、ほぼ必ずランチしに行っていた「ショークディーカフェ」です。お店そのものも改装されて綺麗になっておりましたし、お店がある敷地も整備されてスーパーマーケットが新しく建てられて駐車場も広くなっていて驚きましたねぇ。

私がお店に入ると、タイ人の女性店主がいつもと変わらぬ笑顔で
「アラオヒサシブリデスネゴメンナサイ、カノム・クロックオワッチャッタヨ
と迎えてくれたのです。お目当てのカノム・クロックはなくても、私の顔をちゃんと憶えていてくれるなんて、嬉しいもんですね・・・。

ランチタイムも終わっている時間帯、私は単品で「カオ・ソーイ」というタイ北部で食べられているカレー味の麺料理をいただきました。これ、私は初めて食しましたが、シンプルに「アロ~イでしたねぇ。
150912_lunch_at_bangkok_in_kofu 150912_dessert

嬉しいことはまだ続きました。なんと、食事を終えた私の目の前に
「オクチナオシニドーゾ
という言葉と共にマンゴープリンが運ばれて来たのです。感激ですね・・・。

心からの「コップンカーという思いを胸に「山梨にあるバンコック」を後にした私がその後向かった先は・・・
150912_kikunoyuonsen
これも私の「コーフでの出稼ぎ生活」を語るうえでは欠かせない場所のひとつ、「喜久乃湯温泉」ですね。 あの太宰治が甲府にいた頃に通っていたと言われるこの「喜久乃湯温泉」では私、常連客の皆さんとすっかり顔馴染みになっていたんですよね

それだけに、「喜久乃湯温泉」の顔馴染みの皆さんにお別れのご挨拶をすることなくこの3月にコーフを去ってしまっていたことが私にとっての「心残り」のひとつでした。

いつも通り脱衣所で全裸になって浴場に歩を進め、一通り体を清めてからサウナのドアを開けると・・・。そこにはおよそ半年振りにお会いするお馴染みの顔が一人、二人・・・。

「ご無沙汰しておりました~

と威勢良く挨拶した私、4月にクマガヤに転勤して今はコーフには住んでいないことを簡単に説明させていただいた訳ですが、顔馴染みの「人生の先輩達」は私の体を見て、

「相変わらずイイ体してますよね~。まだ鍛えてるんですか~

と、いかにも私が気分良くなりそうなリアクションで迎えてくれました

名前も知らない顔馴染みの「人生の先輩達」とのサウナの中でのふれあいは、コーフの人たちの心がサウナよりも温かいことを実感させてくれたんですよね。繰り返しになりますが、コーフという街を離れた今、あの街が私の心の中でドンドン大きくなっているんです。

ここクマガヤから150㎞程の距離のコーフ。おそらく私、「愛する我が故郷・秋田県大曲」に帰郷しない週末には、今後もフラッとコーフに出没する予感がします

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