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2015年5月 9日 (土)

懐かしい秋田弁の単語の件

地元の子ども達が殆ど「秋田弁」を話さなくなっている昨今、私が「秋田弁滅亡の危機を感じているということは以前にも記した記憶がありますが、先日「愛する我が故郷・秋田県大曲」に帰郷した際、私はふとした弾みで懐かしい秋田弁の単語を思い出しました。

「たばご」 です。

「たばこ(煙草)」が訛って濁点が付いただけの単語ですけど、これは「たばこ(煙草)」を意味するのではなく、私の解釈では「(主に)農作業中の休憩」を意味するんですよね。

要するに「煙草を一服する=休憩する」という意味合いで、主に農作業中に休憩することを「たばご」と言ったのでしょう。昔、私が幼い頃に祖母が、近所の田んぼで農作業をしている祖父におやつを届けるように私に伝える時に、

「おじいちゃんさ、たばごのじがんにこれ(おやつ)持って行ってけれ(おじいちゃんに休憩の時間にこれ持って行ってちょうだい)

などと言っていたことが思い出されます。祖母からのそんな指示を受けると、私は祖父と一緒におやつを食べることが楽しみで喜んで籠に入ったおやつを持って近所の田んぼまで歩いたものでした。

秋田弁。本当に味わい深い言語です。滅亡させてはなりませぬ・・・。

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