« 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件① | トップページ | 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件③ »

2013年10月 8日 (火)

退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件②

8月13日から9月17日までの36日間の秋田大学医学部附属病院での入院生活、ここでも何度も書いてきた通り、本当に貴重な日々でした。

とにかく、自分にとって「快適な環境」で治療生活を送ることを最優先に私は考えていたんですよね。そしてその「快適な環境」は、「自分で創り出すもの」だと思っていたんです。

「自分で創り出す快適な環境」というのは、特別な努力が必要ではなかったし、難しいことでもなかったです。可能な範囲で自分の「こだわり」を実行するだけなんです。

病院貸出のパジャマを着ないことも、必要以上にベッドの上で過ごさないことも、しっかりと食事を摂ることも、普段は買わないような経済雑誌を買って読むことも、病室内に常に心地よい香りを漂わせることも、そして担当の先生方や看護師さん達や看護助手の皆さん、病室の清掃担当のスタッフの方々、つまりは私の治療に関わってくださるすべてのスタッフの皆さんに常に最高の敬語と心からの笑顔で接することも、「快適な環境」を創り出すための「こだわり」だったんですよね。

そして、36日間の入院生活で私は殆ど「痛み」という苦痛をまったく感じることがなかったんです。「肉体的な苦痛」が一切なかった結果、「精神的なゆとり」が生まれて自分の「こだわり」にも無理なく自然に拍車がかかっていたようにも思えます。

また、手厚い医療保険に加入していたため、入院費用をはじめとした医療費全般に対する不安が一切なかったことも「精神的なゆとり」を更に広げていたんですよね。病気になった時の「お金」って、やはり大切なんですよね。

様々な要素が絶妙に絡み合って自分の気持ちは果てしなく前向きになり、「病気には負けない」とか「絶対に勝つ」とか、そういう積極的な言葉が自然と出るようになっていました。

「こだわり」の入院生活の中では、日常生活ではあんまり時間を割かなかった「読書」にものめり込みました。「のめり込んだ」という程ではなかったかも知れませんけどね。

何冊かの本から感じたことを自分なりに消化しながら、退院後の自宅療養生活で家族と貴重な時間を過ごし、その間にカイシャの産業医との面談があったり、「出稼ぎ先」の病院の主治医の診察を受けたりする中で、私の「悪性リンパ腫」に対する考え方や人生そのものに対する考え方に少しずつ変化を感じるようになったんです。

|

« 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件① | トップページ | 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件③ »

闘病生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1148354/53536748

この記事へのトラックバック一覧です: 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件②:

« 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件① | トップページ | 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件③ »