退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件⑤
「これから20年間、全力で生きる」
そう決心したことで心の整理はついたように思います。
いや、「ついたように思う」のではなく、心の整理をつけるためにそう考えたんですよね。
自分なりの人生の「〆切」を決めると、その「〆切」に向かって意欲的になることができます。
目標にした20年間という月日を無事に乗り越えることができたとしたら、65歳からの人生は「ボーナストラック」なんです。
「自分の人生」をひとつの「ドラマ」だと考えると、その「ドラマ」の主人公も監督も演出も、すべて「自分」です。
私は自ら望んでこんな病に向き合うことになったわけではありませんが、今こうして病と向き合うことは誰でも経験できるものではありません。私は「がん」に分類される病気にかかったことで偉くなった訳でもなんでもないですし、この事実を周りの人々に「ひけらかす」つもりも私はまったくありません。
でも、一日一日を一生懸命に生きて、この病に向き合っているからこそ得られる「経験値」を糧にして「自分の人生」という「ドラマ」の「本編」をまずは描いていこうと思うんです。自ら望んでそうします。
明日から3連休です。「太陽系最高の快適空間」でしっかりと心をリフレッシュして、「自分の人生」という「ドラマ」の構想をじっくり練ってきます。
(この項 終わり)
| 固定リンク
「闘病生活」カテゴリの記事
- 診察の後の寄り道の件(2015.03.21)
- ひとつの「偶然」に「運命」を感じた件(2014.06.08)
- 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件⑤(2013.10.11)
- 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件④(2013.10.10)
- 退院後、病気に対する考え方が変わりつつある件③(2013.10.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
【この項についての補足】
自分の病気に対する考え方、自分の人生観等を数日に渡り書き綴ったところ、一部の方々にご心配をかけてしまっていたようです。これは、私自身の「これからの人生を強く生きるため」の気持ちの整理をしたいという意向の一方、今週初めに前任地で同職したほぼ同年代の方の訃報に接したことで、自分なりに解釈した「命の尊さ」を表現したかったものです。故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。
投稿: joesdad34 | 2013年10月13日 (日) 22時04分