「それはまだ早いよ^^」
「パン職人」がパートの仕事で夕方まで不在だった昨日、私は頼れる息子・Joeと愛娘・Annaを連れてランチに出かけました。
「ランチ」と言っても、私が大曲に戻った時に外食する先はほぼ決まっていて、小学校時代の同級生が社長を務めている超人気回転寿司店「回鮮寿司さこう」です。JoeもAnnaも全皿105円で手抜きなしの「奇跡の回転寿司・さこう」の大ファンなのです。
三人でうず高く皿を積み上げると、Annaが「そろそろデザート食べたい」とつぶやいています。そこで提案しました。「デザートは違う店で食べよう」と。
多少のお金がかかっても、店を渡り歩く贅沢な気分をJoeとAnnaに味わってもらおうかと。
とあるデザートショップでなかなか美味しいソフトクリームを食した我々、Joeが文房具を見たいというので文房具店へ。
文房具店をうろうろしていた私、「エンディングノート」なる品物に目が留まりました。要するに「カジュアルな遺言書」とでも表現したら良いのでしょうか・・・。「もしものこと」があった場合に、残された人々がそのノートを見ると故人の意思(遺志)を確認できるというものです。
自分の死を知らせて欲しい人、自分の葬儀のスタイル、その他諸々のデータを記入できるそのノートには、葬儀で流して欲しい曲の入ったCD-ROMを挟み込むポケットまでついていました。
興味深くその商品を手に取って見入っていた私に、Annaが「それ何?」と聞くので簡単に説明すると、
「それはまだ早いよ」
と、大人みたいな体しているのに「赤ちゃん顔」の我が娘は私に諭すように笑って言いました。
「悪性リンパ腫」との闘い、私は当然勝つつもりでいますが、Annaが言った
「それはまだ早いよ」
という言葉、何となく深~い響きを感じましたねぇ・・・。
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コメント
Rayさま
この記事に反応していただいてありがとうございます
正直言うと、「エンディングノート」の意味を娘に説明した時に私の病気を知っている彼女が言った「まだ早いよ」という言葉に私はちょっと「うるっ」と来たんですよね、ハイ。
投稿: joesdad34 | 2013年7月31日 (水) 00時39分
お子さんたちとの幸せなひととき、ほのぼの気分になりました。
娘さんの言葉が暖かくていいなぁと。
私もくじけず、満足のいく楽しい毎日を過ごさなくちゃもったいないと思いました。
投稿: Ray | 2013年7月30日 (火) 21時29分