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2013年7月 4日 (木)

「生きること」に対する貪欲さ

数日前の予告通り「重大な報告」をします。

私が昔憧れた「ファンタジーの世界」には、いわゆる「三大疾病」のひとつに数えられる「癌」を克服してリングに立った選手がいる訳です。2ヶ月前に現役を引退した小橋建太選手も、区議会議員との「二足の草鞋」を履いた西村修選手も、「藤原組長」こと藤原喜明選手も、それぞれ昔は「不治の病」と言われた悪性新生物を腎臓や肺や胃に持ちながらもそれを乗り越えてリング上で生きました。

2週間前に私が人間ドックで「お腹に固いものがある」と指摘されてから大きな病院で精密検査を受けたところ、「リンパ腫の疑い」があることが判りました。

私が加入している医療保険の約款上、いわゆる「三大疾病」の中には「リンパ腫」も含まれています。「癌ではないけど癌と同じ範疇の病気」ということでしょうか…。

今後は薬による治療が主体になるそうですが、どの程度の「リンパ腫」であるのかを特定するために私は来週金曜日に簡単な手術を受けることになりました。

何の自覚症状もなく、どこも痛くも痒くもない私は、いつも通りガンガンに筋トレもしています。日頃、仕事柄「○人に1人は××癌になります」などというデータを目にする機会が多い私ではありますが、まさか自分が「○人に1人」になるとは思ってもいませんでした。

自分の勝手な予想では、早期に発見されたことで、例えば数年以内に命に別状がある状態とは思えませんが、こうなってくると人間って強いもんですよ。

とことん前向きに生きようと思うし、「生きること」そのものに対してかなり貪欲になってくるんですね。

このような病に晒されたのも偶然だし、こんなに簡単にこのような病に罹るとなると、今まで健康でいられたことも偶然なんですよね。

まとまりに欠ける文章にはなりましたが、今日は私にとっては新しい「目標」ができた訳ですよ。「リンパ腫を克服して再びリングに立つ」という「目標」ができたんです。

2年前に自力でベッド上に起き上がることもできず、自力で歩行もできないような苦しみを味わったことを思うと、今は少なくとも体は少しも痛くもないのです。リンパ腫ごとき、必ず克服して私はまたリングに立つことはできますよ。

何故ならば、それが「オレという生き方」ですからね…。

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コメント

Rayさま

健康診断、人間ドック、本当に大事ですね
今日はこれから全身麻酔初体験します

投稿: joesdad34 | 2013年7月12日 (金) 07時42分

家族の仕事仲間が突然亡くなり、ますます命を考えさせられました。
報告してくださってどうもありがとうございます。勇気に感謝です。
検査は大事ですね。このところサボり気味だったので、私もきちんと診てもらおうと思います。

投稿: Ray | 2013年7月 8日 (月) 12時25分

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