2年間の想いをこめて・・・
「FIGHTING AID in 大館」という「祭り」から一週間。
ようやく鼻血は止まりましたが鼻に触れるとまだ多少の痛みが残っています。でも、ダメージなんてその程度。今週はジムでの練習は休みましたが、私はしっかりと日常を生きています。
試合を止められた瞬間、私を支配した感情は「無念さ」「情けなさ」そして仲間に対する「申し訳なさ」でした。「まったく何もできずに終わってしまった」という感覚しか残っていませんでした。
地元の同級生から送られてきた画像を見ると・・・。
顔面にいいパンチをもらって、朦朧となりながらも私はタックルでテイクダウンを奪っていたのです。自分でこのタックルをあんまり憶えていないんです。でも、これは約2年間の闘病生活を通じて自分自身が描いていた「復活」の姿のひとつに違いないのです。
この画像は、私が「復活」した「証拠写真」なんです。
結果は「負け」。しかも「レフリーストップ」と言えばオブラートに包まれたような表現になりますが、言い方を変えると「T.K.O.(テクニカルナックアウト)」です。立派な「KO負け」なのです・・・。
・リングに向かう際に同級生が歌う「梵天唄」に感極まった
・入場BGMとして流れるはずだった福山雅治の「GAME」のCDRを機械が読み取れなかった
・「負けるジンクス」のあるコスチュームを身に着けていた
・ヘッドギアを着けていなかったからダメージを負った
これらのことはすべて理由にも言い訳にもならないし、するつもりもありません。
「負けを自分だけで引き受けること」がプライドを守る生き方なのです。敗戦の理由はただひとつ、「私が彼よりも弱かったから」です。
但し、試合時間は3分足らずではありましたが、それは私の2年間の想いが凝縮されていた濃厚な時間でした。
「次」がいつになるのかは判りませんが、「次」を信じることがこれからもまた私のエネルギーになりますよ。
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コメント
しろしさま
その言い訳は「友情の証」ですよ
「次」がいつになるのか判りませんが、その時はまた皆でリングに向かいましょう
投稿: joesdad34 | 2013年2月19日 (火) 07時41分
そのとおり!
でも仲間は言い訳いっぱいしたいんですよ。
わかりますよね(笑)。
投稿: しろし | 2013年2月18日 (月) 11時48分