746名の大合唱!
息子・Joeが通い、私の母校でもある大仙市立大曲中学校の文化祭「曲中祭」へ。
「お目当て」は古くから「曲中祭」で歌い継がれている恒例の「大いなる秋田」の大合唱でした。
「大いなる秋田」は、この「曲中祭」では例年3年生全員によって合唱されていましたが、創立50周年を迎えた今年は全校生徒746名による大合唱でした。
もともと、ブラスバンドと合唱による楽曲として創られた「大いなる秋田」の伴奏は、今や全県大会でも金賞の常連となった大曲中学校の吹奏楽部。
毎年毎年、3年生だけによる合唱でもかなりの感動を味わえるのに、今回は700名を超える全校生徒による大合唱です。すべての観衆は、「大いなる秋田」の大合唱をお目当てにしているようで、会場は驚く程の満員。
私は、校舎に足を踏み入れる前から
「鳥肌立てる気マンマン、そして泣く気全開」
でした。
思えば今から約30年前、私はこの中学校の吹奏楽部の一員として「大いなる秋田」の伴奏をしていました。それだけに、この曲に対する私の「想い入れ」は強烈なのです。
そもそも「泣く気全開」だった私は、第3楽章の「秋田県民歌」のメロディーを聴いて人目を憚ることなく涙を流しました。
そして、第4楽章。746名の若々しい歌声に魂が揺さぶられ、全身に鳥肌が立ちました。おそらくプロの合唱団による「大いなる秋田」もきっと素晴らしいのでしょうが、中学生の若々しい声で歌うから感動も大きくなるような気がします。
夜、いつもの仲間達(「大曲昭和43年会」の面々)と集まる機会がありました。そこでも、ある同級生が言いました。
「秋田県民歌(第3楽章)を聴くと、秋田県に生まれて良かったと思うし、秋田県に生まれたことを誇りに思う」
と。私も全く同感です。
昨日、多くの人々に感動を与えた746名の中には、もしかしたら「やらされている」と思っている生徒も多いかも知れません。「大いなる秋田」の本当の良さをまだ理解できていない生徒も多いかも知れません。
仮にそうだとしても、将来「秋田県に生まれた喜び」を必ず理解できる日が来るはずです。また、そう思える気持ちを育てることが秋田県の大人の責任だと思います。
今回の帰郷でもまた、私は秋田県民として生まれた喜びや誇りを心に刻むことができました。秋田県、最高です。
※「大いなる秋田」について検索してみたら、「カネトク」の三代目社長も3年前にそのブログで記事を書かれておりました。こちらでも「大いなる秋田」への熱い想いがバンバン伝わってまいりました。
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コメント
ドラゴンの張り手さま
お褒めいただきありがとうございます。
歌声や演奏の素晴らしさもさることながら、大曲中学校の「大いなる秋田」については、観衆の様々な想いが絡むからそれぞれの感動があるような気がします。
アンコールで歌われた第3楽章の映像も見つけましたので是非ご覧ください
投稿: joesdad34 | 2012年10月13日 (土) 22時28分
いい歌声ですね。演奏もいいですね。
圧倒される気がします。「大いなる秋田」というみんなで歌える歌があるのは素晴らしいことだと思います。
きっと、この歌の良さに気づき、大人になってから歌うんでしょうね。
投稿: ドラゴンの張り手 | 2012年10月12日 (金) 21時51分
junkoさま
すっかり卓球の試合会場でお会いする機会が増えまして…。
Joeはまだまだ荒削りなプレーが目立つので、もう少し磨きをかけなければ…。
「大いなる秋田」、約30年前には伴奏しながらでも鳥肌が立つことがありました。懐かしいですね
投稿: joesdad34 | 2012年10月10日 (水) 00時29分
今日は卓球応援お疲れ様でした息子さん落ち着いた試合っぷりだったね。ちょうど目の前の台だったんで観戦させていただいてました
大いなる秋田も素晴らしいねさすが日本一になっただけある吹奏楽部の演奏もいいっ
これはやっぱりもんでしょう。
投稿: junko | 2012年10月 8日 (月) 17時34分