芝桜を見物して棒巻き
「愛する我が故郷・大曲市」に帰郷していた2日目、私は家族と両親と共に大曲の隣町にあたる大森町(現在は横手市の一部)で開催されている「芝桜フェスタ」を見物に行ってまいりました。
丘一面に広がる芝桜、天候にも恵まれて最高の景色でした。
横手焼きそばや男鹿焼きそばなどの軽食の出店も多く、昼食も一緒に済ませてきたのですが、そこでお好み焼きの屋台に「棒巻き」なる気になる貼り紙が・・・
これ、私が幼少の頃に「お好み焼き」と称してリヤカーで1本30円くらいで売りに来ていた「アレ」でした。小さな頃は、私にとっては「お好み焼き」と言えばこれでした。そうやって育った私、ある日テレビでいわゆる大阪風のキャベツたっぷりのお好み焼きを見た時の衝撃は忘れられません。
「棒巻き」は、小麦粉に砂糖で味をつけて青のりと紅ショウガだけを散りばめて割り箸に巻いただけの、それはそれはチープなB級グルメなのです。
数年前、青森に住んでいた頃にお祭りの屋台でこれを発見して嬉しさのあまりに一本買った経験がありますが、べちゃべちゃしていてクソ不味かったことを鮮明に憶えていた私、今日の「棒巻き」には幼少の頃の懐かしい味が再現されていて感激しました。
正直言って、何の栄養もなさそうな食べ物ではありますが、「懐かしさ」という「心の栄養」を求めてこれからも機会があったら食べたい逸品です。
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