母校
故郷・大曲で過ごす3連休の2日目、私は我が母校である大仙市立大曲中学校の文化祭を覗いてまいりました。
私がこの中学校を卒業したのは今から27年も前のことです。校舎は新しく建て替えられ、27年前に増築されて「新校舎」と呼ばれていた校舎が今は「旧校舎」と呼ばれているそうです。
私が中学生時代に所属していた吹奏楽部は、今や吹奏楽コンクールの東北大会で金賞を受賞するほどの実力だそうで、聴衆からはアンコールの拍手が鳴りやみませんでした。
この学校の文化祭の「目玉」は、吹奏楽の演奏を伴奏に3年生の生徒全員が合唱する「大いなる秋田」の演奏です。これは、30年以上も前から続く「伝統」なのです。
4楽章から構成され、演奏時間は30分にも及ぶこの合唱組曲「大いなる秋田」は、秋田県人が「秋田県を愛する気持ち」を再認識できる文化的財産だと私は勝手に考えています。今日もこの演奏を聴きつつ、自分の中学生時代を懐かしみながら「秋田県を愛する気持ち」が「涙」となって溢れてきました。
廊下ですれ違う生徒達は皆、見知らぬ私にも何の違和感もなく明るく挨拶をしてくれました。「よく生きよ」というこの学校の校訓は、生徒達ひとりひとりの胸にしっかりと刻まれているように思えました。
改めて、JoeやAnnaを大曲で育てることを決心したことは間違いではなかったと確信できたような気がしました。
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