離れているからこそ?
「実際の年齢よりも若く見える」
「独身ですか?」
「生活感がまったく感じられない」
これらは、いろいろな場面で多くの人から言われたことのある言葉です。
そんな印象を持たれている私には似合わない()話題を・・・。
愛娘・Annaの通う秋田県大仙市立大曲小学校では、三年生の行事として古くから地域に伝わる「鹿島流し」があります。武士の人形を船に乗せて、願い事を書いた短冊と共に川に流すものです。
今日は学校で船の飾り付けがあったようで、「パン職人」から画像が送られてきました。
「数学の先生になりたい」「ドリブルとシュートの上手なバスケットボールの選手になりたい」といった、子どもらしい「願い事」の書かれた短冊の隣には、愛娘・Annaの書いた短冊がありました。
「お父さんのびょう気が早くなおりますように」
これを見た私、一瞬で涙が溢れました。普段は私を「Daddy」と呼ぶ彼女が、短冊の中では「パパ」でもなく「お父さん」と表現していることが何故か嬉しく感じたり、私が退院したことを知っているはずなのにまだ病気が完全に治っていないことを察していることも可哀想に思えたり・・・。
一方、中学校生活をまあまあ順調に送っているらしい息子・Joeからは、今日珍しく電話がありました。用件は、昨日私が彼宛に送った多少の「お小遣い」へのお礼でした。
照れ臭そうに「ありがとう」という息子の声、いい響きに聞こえました。
そして今日は、「パン職人」から一箱の荷物が届きました。その箱には、「愛情」が詰まっていました。
離れて暮らしている方が、家族に対する想いは大きく、強く、深くなるのかも・・・。
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