カッコいい「筋曜日」の過ごし方

けじめなく会社に残る人々を尻目に帰宅。

帰宅後は「筋曜日」に相応しく加圧状態でガンガンに「腕」を追い込む。

自分の腕とは思えないほどにバッキバキになる二本の腕。

北海道って場所はある意味「人種の坩堝（るつぼ）」なんだなぁ、などと思いながら１本５００円のワインを独りで空ける。

「人種の坩堝」であるだけに、例えば職場の人間はいい意味で「ドライ」。何かにつけて感情をいちいち表に出さないその「ドライ」な気質は、「仕事の場所」では良い方向に作用する。たぶんその場合が多い。

そんなことを独りで考えながら、肌寒いベランダに出て製紙工場の煙を眺めつつ１本５００円のワインを飲みながら１箱５００円の葉巻をふかす「筋曜日」の夜。

いつかは１本１万円位のワインを飲みながら１本５千円位の葉巻をふかしてみたい。